…病気や苦しみに直面したとき、人は「普通」に回復するため癒しやポジティブ思考を求める。が、それは、少数者のもつ違和感を圧殺する既成概念のわなだと精神科医の著者はいう。絶望や欲望をつきつめると自由や愛に到達するという、逆説的らせん思考の勧め。
【朝日新聞 2006.11.12】
「読書」欄
〜文庫・新書のおすすめ新刊〜
…最近では『「普通がいい」という病』を読んで「俺が言いたいのはこういうことだったんだ」と考えが整理されたところがあったという。
…「このなかで一番新しい、最近に読んだ本。広告的には“普通”なんて何の意味もないんです。特別な存在になりたいから広告を打つはずだから。でも、多くのクライアントはそうは思っていない。普通の広告を作ってほしいとさえ思っている。それは日本特有のもので、この思想自体が病気だと僕は思う。本のタイトルに、とても惹かれて読みました」
【Invitation 2007年5月号 ぴあ株式会社】
この人たちの選んだブックガイド91冊(坂本龍一・茂木健一郎・水道橋博士・小西真奈美・中村福助他)
クリエイティブディレクター 岡 康道(TUGBOAT代表)の5冊
「人の心について考える本」